ファイトケミカルはスープが最強！その理由と効果的な摂り方を解説

゛ファイトケミカル（フィトケミカル）”

という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。

しかし、なんとなく耳にするものの、実際どういうものなのか、

どんな効果があるのか、説明できる方は少ないようです。

いつまでも若々しくいたい、健康的に過ごしたいという方に

ぜひ知っていただきたい栄養素ですので、これから詳しく解説していきます。

ファイトケミカルとは

ファイトケミカルとは『第7の栄養素』とも呼ばれます。

『タンパク質』・『脂質』・『炭水化物』・『ビタミン』・『ミネラル』の5大栄養素、

そして『食物繊維』の第6の栄養素につづく、近年注目の栄養素です。

ギリシャ語でファイト＝『植物』、ケミカル＝『化学物質』という意味。

ファイトケミカルはその名のとおり、植物由来の食材に多く含まれているのが特徴であり、

植物が有害物質、害虫、紫外線などの害から自らを守ろうとつくり出す

゛色素、香り、アク、苦み、辛味、ネバネバ”成分のことを指します。

↑これらが強ければ強いほど、豊富に含まれているということです。

ではこの注目を浴びているファイトケミカルには、どんな効果があるのか

詳しく解説していきます。

発がん性物質を体から取り除いてくれる゛酵素”を活性化してくれます。

白血球の゛マクロファージ“を活性化してくれます。

マクロファージとは免疫細胞とも呼ばれており、体に侵入した細菌と戦ってくれます。

一番期待できる効果として、抗酸化作用があります。

抗酸化とは、過剰な酸化反応を抑える作用のことです。

生命維持のために、私たちは常時酸素を取り込んでおりますが、

呼吸で取り込んだ酸素のうち数パーセントが、活性酸素に変わります。

活性酸素はモノを酸化させる作用が非常に強い酸素です。

呼吸以外にも、紫外線や大気汚染を浴びたり、ストレス、喫煙、激しい運動、食品添加物、生活習慣の乱れなど

活性酸素が体内で発生する原因は多岐にわたります。

活性酸素は殺菌作用など体にとって大切な働きも行いますが、

増えすぎると自分の細胞を攻撃してしまうのです。

体が酸化する、すなわちサビていく事があらゆる老化現象につながっていきます。

現在流行しているコロナウイルスについて、有識者の先生の本によると、

体に侵入したウイルスの防御反応で活性酸素が大量に放出され、

それが肺などの細胞を傷つけ炎症を起こしてしまうことが、重症化するメカニズムとのことです。

つまり、活性酸素の発生を抑えること、除去することが

若々しく健康的に過ごす秘訣なのです！

脂溶性。油と摂ると吸収率UP