奥深い『甘酒』の魅力。
およそ1300年以上前から続く甘酒には、長く愛されている様々な魅力があります。
発酵食品として近年も注目を浴びている甘酒ですが、そもそも甘酒とは?どんな効果が?自分に合うものは?
など気になるポイントのみを簡単にまとめました。
甘酒とは
◆日本の伝統的な夏の風物詩
◆甘酒は「米麹」と「酒粕」作り方の違いで2種類ある
◆豊富な栄養効果
◆美容・ダイエット効果
甘酒の歴史
◆始まりは古墳時代(日本書紀に登場)
◆平安時代には貴族の飲み物として
◆江戸時代には甘酒売りが登場し庶民にも親しまれるように
◆暑さで体力を消耗しやすい夏に飲まれていた
甘酒は作り方により、「米麹」と「酒粕」に分けられます。
それぞれの栄養・美容効果は少し違うというところに注目です!
『米麹』甘酒の魅力
◆砂糖を加えず、米麹とお湯で作る。お米がもつデンプンの優しい甘みが特徴
米麹=お米に麹菌を繁殖、発酵させたもの
◆“飲む点滴”といわれるほど栄養効果の高いもの
◆およそ350種類の栄養素を含む。
◆米麹甘酒の主な栄養素
◆ブドウ糖・オリゴ糖・アミノ酸・ビタミンB群が主に豊富
◆ブドウ糖が効率よく吸収されエネルギー源になることで疲労回復効果、脳を活性化する
◆麹菌、食物繊維やオリゴ糖が腸の善玉菌のエサとなり腸内環境を改善する=免疫強化
◆麹菌が栄養の消化吸収を助ける
◆麹菌に含まれるビオチンが肌荒れ、シミくすみに効果的
◆酵素の抗酸化効果で活性酸素を抑え、老化予防に
◆ビタミンB群が血行促進と代謝を高める
◆グルコサミン・セラミドが肌の調子を整える
◆夏バテ防止、熱中症予防にも効果的
◆アルコールを全く含んでいない為、お子様や妊婦さんにも安心
『酒粕』甘酒の魅力
◆酒粕を水で溶き、砂糖で甘さを加えたもの。米麹甘酒に比べ独特な風味がある
酒粕=米麹に酵母菌を加えて発酵させ、搾ってできた日本酒の残りカス
◆麹菌と酵母菌のダブルの発酵力をもつ
◆酒粕を使用している為ノンアルコールと表記があっても1%未満の微量なアルコールが含まれている
◆酒粕甘酒の栄養成分
◆レジスタントプロテインのタンパク質が腸内脂質をお掃除
◆α-EGがコラーゲンの増加を助ける
◆GABAが血圧を下げ、ストレスを抑え、睡眠の質を上げる
飲むタイミングも大事です。
ダイエット中の方は特に注意!
飲むタイミング別効果
眠っていた身体や脳を活性化し基礎代謝をUP
糖とビタミンB1の相乗効果で集中力UP
疲労回復、ストレス緩和と安眠効果、寝てる間にお肌の修復力をUP
※ダイエットには夜はNG
どのタイミングで飲んでも魅力的な甘酒ですが、飲みすぎは厳禁!!
1日に50~120ml程度を目安に、少しずつ続けることが健康へのポイントです◎
いかがでしたか?
よくよく知ると長い年月飲み続けられてきた理由が納得できますね。
日本人になじみ深い”発酵食品”
これからも積極的に生活の中に取り入れていきたいです。